こんにちは。塾長補佐の井上です。
9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいですね。朝から夜まで一日中暑い日が続き、昼の13時、14時なんかは35度を超える気温になり冷房のついた部屋から出たくないほど気温が上がっています。この様な常に暑い状態が続くととても重要になってくるものがあります。それは水分補給です。周りの人から十二分に水分補給をしてくださいと言われていると思いますが私からも水分補給の重要性とどのように飲めばよいかを書かせてもらいます。
私たち人間は体の60~70%が水分で構成されています。水は体内の栄養素や代謝物の運搬、体温調節を行ったりと生命維持を続けるのにとても大事な役割を持っています。ですので水分補給をしっかりとする必要があります。しかもたった2%の水分がなくなったら運動能力が低下し始め、3%失われると、強いのどの渇き、食欲不振などの症状がおこり、4~5%失うと疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状が現れます。このことから常に一定の水分量を保つ必要があります。
成人が一日に排出する水分量は合計で2.5Lにもなります。そして暑い日が続く夏ではより多くの水分が奪われます。ですので私たち人間は失った水分2.5L以上の水分を摂取しないといけません。ですが一気に必要以上の水分を摂りすぎてしまうと水中毒が起きてしまいます。水中毒になるとめまいや倦怠感、吐き気、集中力低下、呼吸困難に陥り最悪死亡してしまうかもしれません。この様にならない為にも適切な水分量を摂取しないといけません。
水分補給をするときは水を一気に水を飲むのではなく、コップ一杯の水を六~八回(夏場はこれ以上)飲むのが良いとされています。そして水を飲むのに適した時間もあります。まずは寝ている間に失た水分を補給するために寝起きすぐに飲むのがベストです。ちなみに朝一で水を飲むことは一番重要であると考えられています。他にも汗を流し水分を失いやすいスポーツをする前後や、発汗しやすい入浴の後、睡眠中の水分不足による血液中ミネラル濃度上昇を防ぐための就寝前にも水分をとることが進められています。
今の時期は気温が高い為非常に水分を失いやすい時期になっています。ですので一気に水をとるのではなくこまめな水分補給をして常に水不足ではない状態を維持し続けていきましょう。