宿題(復習)の重要性

こんにちは。塾長補佐の井上です。

遂に夏期講習が始まりましたね!夏期講習ではいつも以上に授業が入っており、いつも以上に勉強をするようになると思います。そして授業が増えるということは宿題が増えることになります。学校の宿題や他の授業で手がいっぱいになったり、自由な時間が少なくなると思うことも少なからずあると思います。宿題はめんどくさい物だというのは重々理解していますがやはり勉強したことを脳に定着させるためにはとても大切なものです。

知っている人も多いと思いますが人間は一度学んだり、記憶したとしても一日経ってしまうと一部忘れてしまうことがほとんどです。有名なドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが発見した脳と記憶のメカニズムをグラフにしたエビングハウスの忘却曲線を見てみるとほとんどの人間の脳は一度覚えたことを一時間後には半分、一日後には七割、一か月後には八割忘れてしまいます

せっかく授業などで新しいことをその時はしっかり覚えていても、復習をせず一度っきりの勉強だと忘れてしまい勉強した意味が薄れてしまいます。ですので復習をすることで記憶を定着させる必要があります。そこで復習の役に立つのが宿題です。宿題はだいたいその日の授業でやった範囲が出されるので宿題をやると必然的に復習を行うことができます。ここで宿題をやるにあたって意識するべきことは出された宿題を一回限りで終わらずに定期的にやる事です。カナダのウォータールー大学の研究によると記憶量の減少を抑えるには女行で覚えたことを一日後に十分、一週間後に五分、一か月後に二~四分の復習を行うのが良いとの事です。ですので一回やったから終わりではなく、目を通すだけでもいいので何度も勉強したところ振返ってみてください。そうすることで勉強したことを忘れずにいることができます!

宿題はめんどくさいと思うかもしれませんが復習を行わないとまた勉強を一からやり直すことになりかねないのでしっかり宿題をやって脳に記憶を定着させましょう!